いちたろう活動ログ

JARDの第三級アマチュア無線技士短縮コースを受けてきた

2026年5月26日火曜日に、巣鴨にあるJARD(ジャード)へ行ってきた。

目的は、第三級アマチュア無線技士の短縮コースを受講するため。 これは、第四級アマチュア無線技士をすでに持っている人、またはそれと同等の資格を持っている人が、一日で講義から修了試験まで進められる講習だった。

会場は、巣鴨駅から歩いて10分ほど。とげぬき地蔵尊 高岩寺の裏手にあるビルの中にあった。

久しぶりの通勤ラッシュ

朝8時30分ごろに到着するために、自宅を7時ごろに出た。 自転車で駅まで向かい、そこから電車に乗って巣鴨へ向かった。

久しぶりに通勤ラッシュの電車に乗ったけれど、かなりきつかった。 体を揺らされながら、混雑した車内で移動する時間は、思っていた以上にストレスが大きい。

匂いや窮屈さ、閉塞感もあり、昔より電車を使わなくなったせいか、混雑した列車がかなり不快に感じられた。

流行り病の時期に、こうした通勤の惨状が変わって、新しい働き方や通勤体制に移っていくのかと思っていた。けれど、今見るとほとんど昔の状態に戻っていて、むしろ悪化しているようにも感じた。

朝から、日本がなかなか変わらない現実を見たような気分だった。

開場前のとげぬき地蔵商店街

会場には、開場の30分ほど前に着いてしまった。 少し時間があったので、近くのとげぬき地蔵商店街を歩いた。

まだ朝早かったけれど、とげぬき地蔵尊 高岩寺の本堂入口のあたりまで行くと、人の多さに驚いた。七味などが売られている店もあり、どこか懐かしい雰囲気があった。

そのあと近くのコーヒーショップに入り、マンゴーシェイクを注文した。 トイレを借りてから、マンゴーシェイクを一気に飲んだら、体が少し寒くなった。

そんなことをしているうちに、開場の時間が近づいてきた。

会場に入る

コーヒーショップから会場までは、歩いて1分ほどだった。

会場はビルの8階にあり、エレベーターを使って上がる必要があった。 そのエレベーターが少し遅く、少し暗くて、昭和っぽい雰囲気があった。

会場に着くと、まず本人確認があった。 第四級アマチュア無線技士の無線従事者免許証と、JARDから送られてきた申込書を渡して確認してもらう。そのあと、指定された受講番号の席に座る流れだった。

開始までまだ時間があったので、会場の様子を見ていた。

無線機が置いてあったり、昔から発行されているCQ誌のような雑誌が置いてあったりした。最近はアマチュア無線とドローン操縦士との関係もあるのか、それに関わるチラシも置かれていた。

トイレも同じ階にあったので、場所を確認しつつ用を済ませて、講義の開始を待った。

講義の流れ

最初に説明があり、講義中の飲み物はOKとのことだった。

今回は平日開催だったので、受講生は比較的少なめだったのかもしれない。 ただ、時期によっては会場がいっぱいになることもありそうな印象を受けた。

講義は、無線工学と法規に分かれていた。 無線工学が2時間、法規が4時間くらいだったと思う。かなり長い時間、集中して講義を受ける必要があった。

当日は、緑色の「アマチュア無線教科書」が配られる。 講義の中で、重要なところや「ここは出ますよ」というポイントを教えてもらえるので、自分で印を付けたところをしっかり見直すだけでも効果があると感じた。

法規についても、重要なポイントにマーカーを引き、読み上げたりしながら頭に入れていく時間が続いた。

昼休みと巣鴨の様子

昼食は、近くのとげぬき地蔵商店街にあるセブンイレブンで済ませた。

講師の方からは、昼休みにレストランなどへ行くと時間がギリギリになることがあるので、特に短縮コースでは注意したほうがよい、という話があった。 1分でも遅刻すると、参加できなかった扱いになり、再受講になってしまう可能性がある。そうなると、当日の試験も受けられなくなる。

そのため、できるだけコンビニなどで買って、会場で食べるほうが安全だと感じた。

自分はセブンイレブンで、韓国料理のお弁当を買った。1つ700円くらいする、少し高めのお弁当だった。あわせて、またマンゴー系の飲み物も買った。

昼のとげぬき地蔵商店街は、朝とはまったく様子が違っていた。 外国人観光客がかなり多く、ご年配の方も多かった。かなり賑わっていて、その中をそそくさと歩いて弁当を買いに行った。

昼食を済ませると、午後は法規の授業になる。 昼休みの残り時間には、午前中に受けた無線工学の復習をした。

模擬テストと修了試験

最後の1時間は、模擬テストをたくさん解く時間だった。

机の上には、法規と無線工学それぞれ4ページずつの模擬テスト集があった。 講義中にも使うが、最後にもう一度やり直す時間がある。

ここで、最後に受ける修了試験でどのくらい点数が取れそうか、ある程度わかる。 その時点までに、講義で教えられた内容が頭に入っていると、かなり楽になると思った。

午前から午後まで、休み時間も気を抜かずに復習しておくと、模擬テストの点数もよくなっていく。短縮コースは一日で進むので、途中でぼんやりしている時間はあまりない。

モールス信号については、SとO、CQ、それからQSYなどのQ符号を前日までにいくつか覚えておくと、かなり助けになると思う。 当日もモールス符号の覚え方は教えてもらえるが、最初から少し読める状態で行ったほうが、やはりアドバンテージになる。

最後の試験時間は、国家試験と同じような緊張感があった。 机の上やバッグの中に、カンニングにつながるようなものを出しておくことはできない。スマートフォンや電子デバイス、ウェアラブルデバイスもバッグの中に入れ、電源を切って音が出ない状態にする。

少しでも音が出るとまずいので、そこはかなり気をつけた。 形式としては講習の最後に受ける試験だが、気持ちとしては国家試験と同じように臨む必要があると感じた。

ほとんどの人は合格するのかもしれない。 ただ、講義を聞いていなかったり、出るところを覚えていなかったり、模擬テストの点数があまりに悪かったりすると危ないと思う。

最初から最後まで、気を抜かずに聞いて、復習して、重要なところを押さえていくのが大事だと感じた。

受けてみて思ったこと

今回受けてみて思ったのは、事前に過去問の単行本を買ったものの、正直なくてもよかったかもしれない、ということだった。

もちろん、勉強しておくに越したことはない。 ただ、JARDの第三級アマチュア無線技士短縮コースに限って言えば、Q符号とモールス信号の特定の文字を少し覚えておき、あとは当日の講義で重要なところをしっかり押さえる方法でも、かなり進められそうだと感じた。

ただし、これは第四級から第三級への短縮コースについての話だ。 第二級などになると、また話は別だと思う。

国家試験を直接受けるのではなく、講習という形で受講する場合は、思っていたよりも取り組みやすかった。 第四級や第三級のアマチュア無線技士を取りたい人にとって、JARDの講習会はかなりよい選択肢だと思う。